あしたもいい日

最近感じることは、未来にも過去にも生きることができないってこと。今を生きることを意識して生活するようになりました。

給与明細を出したばっかりに、住宅ローンの審査に落ちてしまった

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あともう少し我慢するべきだったような気が・・・

 

住宅ローンの審査のなかに「返済比率」というものがあるのはご存知でしょうか?

住宅ローンの年間返済額+マイカーローンなどの利息のかかるローンと呼ばれるものの年間返済額÷年収=返済比率

これが返済比率で、この比率が30~40%以内に収まらないと返済比率オーバーとなり、審査が通りません。

ようは、借り過ぎないようにと言うことです。

ただ、この返済比率は年収によって変わってきます。

年収400万が基準となっていて

400万以下 30%以内

400万以上 35~40%以内(金融機関によって違いがあります。)

となっています。

あと、新たに組む住宅ローンの年間返済額を出すための金利は、借入金利で計算する金融機関もあれば、返済比率を計算するための金利で計算する金融機関もあります。

 

例)借入金額3000万 返済期間30年 金利0.6% 年収400万

借入金利で計算すると、年間返済額109万となります。

返済比率:109万÷400万=27.2%

 

返済比率を計算するための金利が2.475%の場合、年間返済額141万となります。

返済比率:141万÷400万=35.2%

 

同じ借入金額でも金利の違いで、返済比率がこんなにも違ってくるのです。

ただ、返済比率を計算するための金利を使ってくる金融機関は、400万以上の年収の場合40%以内にしていることが多いので、借入金利で計算する金融機関と審査結果としては同じになると思います。

 

ここで気になることは、年収400万を基準としているということなんです。

極端なことを言うと、年収が400万と399万で1万しか違わないのに返済比率は5%も違ってくるのです!

 

例)借入金額3000万 借入期間26年 金利0.6%は、年間返済額124万となります。

「年収400万の場合」124万÷400万=31% 35%以内に収まっているのでOK

「年収399万の場合」124万÷399万=31% 30%を超えたのでNG

 

たった、1万の差で審査結果が違ってきてしまうのです。

 

ここで、冒頭で言った「あと少し我慢するべきだったような気が・・・」につながっていくのですが、この方は勤続年数が1年7カ月で、昨年の源泉徴収票は丸1年分の年収ではありませんでした。

なので、昨年の年収で計算すると返済比率がオーバーしてしまいました。

そこで、今年1月からの給与明細をすべて出し、今年の年収見込みを出して審査に臨みました。

計算上は、今年の年収は問題なく返済比率をクリアしていたのですが、結果は審査不可・・・

 

審査が不可だった理由は、給与明細に基本給がなく、支給額を勤務日数で割ると1日○万と割り切れてしまい、日給制と判断されてしまったことです。

日給制だと、毎月の勤務日数によって給与が変わってしまい、安定性に欠けると判断されてしまいました・・・

現在9月、あと4カ月待てば新しい源泉徴収票がきて、そんな判断をされることはなかったのに、急ぎ過ぎてしまったのかもしれません。

 

ただ、あと4カ月待って今回審査をした保証会社を使っていない金融機関であれば可能性が高いのも事実です。

諦めずに挑戦してもらいたいと思います!