いろいろな金融機関の住宅ローンを見てみると
繰り上げ返済手数料は無料
団体信用生命保険は○○銀行が負担
保証料なし
と謳っている金融機関がありますが、はたしてこれは得なのでしょうか？
この金融機関を選択する決め手となるのでしょうか？
今回はこの3項目のうち、繰り上げ返済を取上げて行きます。
繰り上げ返済手数料は無料
少しお金に余裕ができたら、繰り上げ返済をしよう。と考えている方にとっては、手数料無料は得ですね。
以前は、100万円以上じゃないと一部繰り上げ返済ができない。という金融機関があって、今でも一部繰り上げ返済は100万円以上からだと思っている方がいるようですが、違います。
金融機関によって違いはありますが、10万円ほどから一部繰り上げ返済が可能になっています。
今まで、100万円も貯めることなんてできないと思って諦めていた方、ぜひ前向きに検討をしてみても良いかも知れませんね！
ちなみに、一部繰り上げ返済による効果を簡単に説明すると
毎月10万円を返済していたとすると、その10万円の内訳は元金と利息になります。
仮に元金を8万円とすると利息は2万円になります。
※この元金と利息の内訳は、残金・残年数・金利によって変わります。
一部繰り上げ返済の対象となるのは元金になりますので、8万円を繰り上げ返済することになります。その結果、利息2万円を支払わなくて良くなります。
ということは、8万円を支払うことで2万円が浮いたことになります。8万円をただ銀行の口座に入れておいても、ほぼ増えることはありません。
でも、繰り上げ返済に使うことで2万円も得することになるのです！
これは、とても得することになりますね！！
ただ、一部繰り上げ返済もやり過ぎると大変なことになるケースもあるので、ほどほどにした方が良いです。
銀行に置いてあっても増えることはほぼ無いのであれば、少しでも得をしようと頑張ってしまうと、気が付いたときにハマります・・・
以前、一部繰り上げ返済を積極的にやり過ぎて、手元にお金が無くなってしまい困っていると相談を受けたことがありました。
その方は、一度借り換えもしていたので金利も低く、再度借り換えをしてもメリットが出ない方でした。
そこで、先日記事にも書きましたが、金利を下げる方法以外の方法を使い、返済額を抑えることができたので、計画的にお金を貯めることができるようになりました。
参考までにご覧ください。
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